Webサイトをビジネスで活用できるために。私たちは作る前に「知ること」からスタートします。
目的の把握
Webサイトを作るうえで最も大事なことは現状を知ることです。
「Webサイトを作る目的は何か」
これまで多くのWebサイト制作の相談やWeb開発の相談を受ける中でまず目的を確認させていただきます。
目的を明確化していない場合、Webサイトを作ることが目的になってしまい、その後ビジネスに貢献できないサイトになってしまうためです。
目的が明確ではない場合、サービスの内容や競合についてヒアリングさせていただき、目的を明確にします。
期間や予算による制約があったとしても、この部分は実施させていただきます。
現状分析
目的が明確化した後、現状分析を行います。
私たちの分析は「目標と現実のギャップ」を見つけることです。
下記のポイントを分析していきます。
・目標と現実のギャップが生まれているのはどの部分か
・何が原因で目標が達成できていないのか
・目標達成するためには何が必要なのか
分析においては、主に以下の手法により分析を行います。
①Webサイトのアクセスデータ分析
Googleアナリティクスを利用したWebサイトのアクセスデータの分析を行います。
ターゲットユーザーと実際のユーザーにどのような違いがあるのか、お問い合わせしてくれたユーザーと
しなかったユーザーの行動にはどのような違いがあるのか等、目標達成できなかった原因を分析していきます。
②競合他社との比較
数字には表れない、ユーザー視点に立った分析を行います。
競合のWebサイトと比較して、
・見やすさやコンテンツの優位性はあるのか
・操作面でおかしなところはないか
等を分析していきます。
③キーワード調査
Googleトレンドやキーワードプランナーを活用したキーワードの調査を行います。
事業及びサービスのキーワードをベースに、「ユーザーがインターネット上でどのようなキーワードで検索しているか」
「キーワードで検索しているユーザー数はどの程度」などを調査します。
ただし、あくまでインターネット上の検索ニーズは何なのかを調査する手法のため、正確なサービスの市場規模などを把握することはできません。
④ヒューリスティック評価
ヒューリスティック評価とは、専門家による調査の意味です。
現状のWebサイトを分析するにあたり、「Webサイト制作屋」の視点での調査も行います。
サイトの使い勝手については、データ化して調査することが難しい領域です。
25年以上のWebサイト制作の経験を活かし、現状のWebサイトの改善ポイントやもっと使いやすくなるポイントが無いかを調査します。
ターゲット分析
ターゲット分析は非常に重要です。
お客さまからWebサイトのリニューアル相談を受ける中で多く感じることは、Webサイトのデザインやコンテンツを
「制作側(お客さま)が見せたい情報を発信するサイト」になってしまっているのではないかという点です。
例えば採用サイトの場合、企業側は企業理念やメッセージを見せたくなりますが、ユーザーが実際に見たいのは募集要項であることが一般的です。このように、ユーザーが求める情報と企業側が見せたい情報が必ず一致するとは限りません。
ターゲット分析をすることで、具体的な情報設計が可能となり、本当にユーザーが見たい情報をサイトに掲載することが可能です。
ユーザーが求めている情報が、必ずしも企業が見せたい情報とは限りません。ターゲットを設定することで、ユーザーにより閲覧してもらうことのできるサイトを制作します。
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初回のGoogleアナリティクスの無料診断も行います。Webサイトの現状調査のみのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。